東京都(世界最大のビジネス都市)

東京都イメージ画像東京都のニューヨーク、ムンバイなどを超えて、世界最大の都市圏を構成しています。都市としての経済規模も世界一で、様々な文化と経済が大規模に集約する超巨大の都市です。東京都の域内総生産だけで、日本全体の総生産の20%弱を占め、ニューヨークや上海市の世界有数の大規模な都市の総生産を圧倒しています。グローバル企業の本社数や国際的な金融マーケットとしても、ニューヨーク、ロンドン、香港、上海などと並ぶ世界都市です。大戦前から東京は一極集中の傾向がありました。その後、世界最大の都市へと発展してきましたが、1964年の昭東京オリンピックが建設ラッシュの契機となり、その影響からの高度経済成長によって、世界最大のメガシティになりました。バブル期には、東京都区部で地価がたいへん高騰しました。しかし、それでも東京への人口流入はとまらず、さらに一極集中が加速していきました。一極集中が進むに連れて、地方にある製造業などの主要産業の本社が東京に本社機能を移転するようになりました。東京の産業の特徴としては、IT産業、出版やマスコミなどの情報関連企業があげられます。その影響で、既存の企業の情報化も進み、知的労働者を中心に知識集約型の産業も東京都の産業の特徴です。前述の多様な産業の本社機能も、東京には集中していますが、一方でそれらを支える中小の製造業も数多く存在するのが東京都です。

愛知県(日本の自動車産業の中心地)

愛知県イメージ画像中京地域最大の県、愛知県は日本最大の工業製品の生産地域です。日本の自動車産業の中心地で、重工業をメインにとした多くの産業があります。工業製品の輸送に合わせて、東海道新幹線、東名高速道、中部国際空港といった交通網の整備も進んでいる地域です。歴史を振り返ると、たくさんの偉人を輩出している地域でもあります。東京と大阪という日本有数の大都市圏の中間に位置し、新幹線で約1時間30分、リニアが開通すると1時間弱という両都市を補完し合う重要な地理的条件を満たしています。また、両都市にはない独自の文化や、高い技術力の産業を生み出しているのも、名古屋を中心とする愛知県です。

大阪府(西日本の最大の都市)

大阪府イメージ画像バブル経済崩壊後の景気後退や、大阪市の財政事情の悪化も重なり大阪府の経済は近年停滞してきました。各種構造改革によって、最近回復の兆しが見え始めています。大阪府は域内生産高、人口ともに世界有数の規模を誇る都市で、東の東京、西の大阪と、大阪の発展が日本の将来を左右するといっても過言ではありません。西日本の経済の中心であり、パナソニック、シャープ、サントリー、銀行などの金融関係と、全国、全世界的に有名なナショナルブランドの企業を多数輩出しています。また、東大阪市をを中心に、高度な技術を持った中小企業も多数存在しています。

北海道(北の食糧庫)

北海道イメージ画像北海道は日本の最北に位置する島、一島全てを行政区とします。面積は日本の総面積の2割を占める日本最大の区域です。日本の都道府県中で唯一の「道」となりました。道庁所在地は北海道最大の都市、札幌市になります。江戸時代までは概ね千島や樺太を含めて蝦夷ヶ島、北海道本島だけで蝦夷地などと呼ばれていました。明治時代に入ってから大規模な開拓が進み、律令制における五畿七道の各道に倣って北海道が新設されました。日本国を形成する島の中では本州に次ぐし大きさになります。世界の島の中ではアイルランド島に次ぐ大きな島となっています。

宮城県(東北の中心都市)

宮城県イメージ画像宮城県は、太平洋沿岸部から奥羽山脈の裾野にかけて広大な平野部があます。平野部では稲作中心の農業が行われ、米所として有名です。世界三大漁場の三陸沖漁場に近いため、気仙沼、石巻、塩釜といった大規模な漁港があり、全国屈指の水揚げ量を誇っています。高級和牛の仙台牛や、イチゴやナシなどの果物、山菜などの伝統野菜と豊富な食材に恵まれ食の宝庫と言えます。歴史的を紐解くと、現在の宮城県の領域は古墳時代の昔から、ヤマト王権の影響下にあました。室町時代には奥州の領土となり大崎地方の大崎氏を中心に東北地方の支配体制を構築していました。17世紀になって伊達政宗が大崎地方の岩出山城から宮城郡に移り、仙台城を築いて城下町仙台が形成されていきました。明治時代には、一時、石巻県が東北地方を統轄する拠点となりましたが、その後の廃藩置県で仙台藩が仙台県となり、再度仙台に東北地方を統轄する国の出先機関など中心が置かれるようになりました。東北地方では、仙台都市圏とその他の地方で所得格差が広がったため、仙台市が雇用を吸引して毎年人口を増加させていました。同時に仙台市のベッドタウンとなっている周辺地域の人口増もありました。しかし近年では、仙台の景気後退を受け、さらに東京と仙台との所得格差が開いているため、仙台よりも東京に職を求める傾向があります。ただ、高卒者の就職口としては仙台がいまだ人気地域ため、東北他県からの若者が、仙台に職を求めて集中しています。宮城県内の経済は、仙台市周辺から石巻市にかけての「仙台湾沿岸部中心」から、仙台市の内陸部を中心とした地域に変化しています。第一次産業は、農産物の価格低迷や水産物の水揚げ高の変動、油の価格の高騰によって徐々に衰退しています。第二次産業は、業界再編の時期が過ぎ次のステージ移行しているものと考えられます。第三次産業においては都市と同様に、仙台都心部でその地域の居住者を対象としたビジネスを展開する企業が乱立しています。特に大型ロードサイドショップが好調なのに対し、中小規模の商店は苦戦をしいられています。

埼玉県(日本最大のベッドタウン)

埼玉県イメージ画像日本では比較的少ない内陸県のひとつで、海関連する産業は有していませんが、人口は約720万人、県内総生産は20兆円強と規模も全国第5位の大きさを誇る県です。農業産出額においても全国第6位と各種産業のバランスの良い県と言えます。農産物の生産額が第2位の千葉県や第3位の茨城県と共に、東京近郊の近郊農業の盛んな地域でもあります。県の西側には秩父などの山がちな地形が多いのですが、その他の地域は関東平野を構成している地域のため、平地が非常に多く農業に適した地域になります。東京に隣接する南部の平野部では人口が密集し、熊谷などの北部に行くほど農地が多くなる傾向にあります。県庁所在地のさいたま市は、内陸県にある最大の都市で、埼玉県で唯一の政令指定都市になります。

千葉県(工業と航空の国際都市)

千葉県イメージ画像千葉県は房総半島を中心に、関東地方の南東部に位置する県で、上総国・安房国・下総国を構成していただ地域から成り立っています。ただし、下総国のうち「猿島郡・結城郡・豊田郡・岡田郡」と、「相馬郡・葛飾郡」の一部は、茨城県に編入され、「葛飾郡」の一部は東京都と埼玉県に編入となっています。廃藩置県では、北西部の印旛県と南部の木更津県が合併し千葉県が成立しました。さらにその後、新治県の利根川以南の地域を編入し、同時に印旛県の利根川より北側の地域を茨城県に移管、江戸川より西の地域を埼玉県に移管する事で、現在の千葉県が完成しました。起伏の少ない県で、関東平野を構成する北部は、東西に流れる利根川、江戸川など川沿い低い土地と、下総台地からなっています。南部側は鋸山(標高329メートル)や、鹿野山など観光地として発展しているところも多数見受けられます。平地の割合が多く、居住可能な地域が多い事、東京都に隣接しているため首都圏の一角を構成している県となります。そのため、古くから住宅開発が進み、県北西部においては人口が密集している地域があります。県の東部や中南部では、逆に人口の減少が進み過疎が進行している所もあります。浦安市から富津市までの東京湾沿岸には広大な埋立地が広がっていて、京葉工業地域の中心を成しています。市原市の石油化学コンビナートや、千葉市と君津市の製鉄所など日本有数の工業地域になります。農業や漁業も盛んに行われていて、農業産出額と漁業総生産量とも全国トップクラスです。

神奈川県(東日本最大の港湾都市)

神奈川県イメージ画像神奈川県の人口は900万人を超え、日本の総人口の7%近くを占める有数の規模の県です。神奈川県内には横浜市・川崎市・相模原市と政令指定都市が3市あります。その他にも小田原市、大和市、平塚市、厚木市、茅ヶ崎市などの大きな都市や、中核都市の横須賀市も存在します。京浜工業地帯という日本最大規模の工業地帯の一角を、横浜市、川崎市というメガロポリスが形成しています。環境に目を向けると、西部には丹沢山地、足柄山地、箱根山が連なり、酒匂川が流れる足柄平野には小田原市があります。小田原市は小田原城の城下町として栄えてきました。県の中央部は相模原市、海老名市などがあり、平野部では都市化、工業化が進んでいます。相模湾に向かっては茅ヶ崎市、藤沢市があります。元々平安時代から武士の中心の街でした。鎌倉時代には鎌倉市に鎌倉幕府が置かれました。軍港都市として栄える横須賀市がある三浦半島なども歴史的な街が続きます。日本の産業は、明治時代に入ると東京湾沿岸部を中心に発展しました。戦後を通じて、神奈川県は京浜工業地帯周辺の発展の一翼を担い、首都一極集中にとのなって、そのベッドタウン化などで人口も増加してきました。

新潟県(日本海側唯一の政令指定都市)

新潟県イメージ画像新潟県は昔でいう越後国と佐渡国の全域に相当します。県章は「新」の文字を崩した字を中央上に配置し、周辺に「ガタ」を丸くデザインした特徴的なものになります。新潟県の面積は、北部から西部にかけて全国の中でも比較的広い面積を有しています。越後山脈など急な山や峠が多い山がちな地域です。その山脈を貫くように、上越新幹線は越後地方の重要な大動脈を担っています。地理的な違いから上越地方、中越地方、下越地方、佐渡地方という4地域に分類されます。新潟市は近年、政令指定都市に指定されましたが、これは日本海側初の政令指定都市になります。

静岡県(温暖な気候とお茶の産地)

静岡県イメージ画像静岡県は太平洋を眼下に、背後には富士山がそびえる温暖な地域です。県庁所在地は静岡市になります。都道府県別の人口は全国第10位となります。県庁所在地である静岡市と浜松市というふたつの政令指定都市が存在する県になります。静岡県より人口の多い都道府県は、東京都を除き全て政令指定都市を有している形になります。令制国時代の「伊豆国」「駿河国」「遠江国」の三国に相当する東西に長い県で、各地域ごとに文化の違いが見受けられます。しかし、静岡県民にとって富士山や伊豆半島、駿河湾といった海は共通意識の中に深く根付くものの様です。そのため、県旗も太平洋と富士山が分かるイメージに基づいてデザインされています。

京都府(国際観光都市)

京都府イメージ画像平安京遷都以降、江戸時代まで天皇の御所があった日本の中心の場所です。現在の京都府は、令制国での山城国の全域、丹波国の東半分、丹後国の全域を指しています。近畿地方属し、周辺を奈良県、兵庫県、大阪府、福井県、滋賀県、三重県、の各府県に囲まれています。北部は日本海に面し、山林や清流など自然豊かな環境もあり、北部と南部では違う文化も形成してきました。金閣寺や北野天満宮、足を延ばせば嵐山など、有名な観光地が多数あります。京都に古くから伝わる伝統は、日本文化の象徴的なものとも言えます。そのため、日本国内はもとより、海外からも多数の旅行者が訪れる国際観光都市となっています。

兵庫県(西日本の港湾拠点)

兵庫県イメージ画像北部は日本海に面し、南部は瀬戸内海といった起伏にとんだ県です。そのため交通の要所となっています。南北に長い県の形と、近畿地方では最大の面積を持っている県となります。明石市には日本標準時子午線が通っています。東西には中国山地連なり交通の難所でした。南部の瀬戸内海沿岸は阪神工業地帯が形成され、大規模な重化学工業の集積地となっています。近畿圏としては、最大の工場立地地域となっています。一方で、中部から北部にかけては農林水産業が主要な産業で、過疎地や豪雪地帯も抱えるなと県内でも様々な違いがある県です。南東部の大阪、神戸間はベッドタウンとして発展してきました。なお、兵庫県の人口は国内7位で、兵庫県の人口密度は国内8位という規模になります。律令時代の行政区分とはあまり関係のない形で成立している本県は、神戸港での外貨獲得との関係性により発展を遂げました。複雑な文化的背景は、地域によって風俗や習慣という文化的な違いに現れ、県南部では関西弁が使われるが、県北部では中国地方の方言である但馬弁が使われています。県南部の方言であっても、中国地方の方言の影響を受けた播州弁などもあり複雑に文化が混ざり合っている地点であった事が伺えます。兵庫県民性と言われるものとして、連帯感はそれほど強くなく、神戸市、姫路市、豊岡市、そして、阪神地域に隣接する大阪市など、各エリアの中心となる都市圏に帰属意識があると言われています。

岡山県(瀬戸内工業地域の中心地)

岡山県イメージ画像温暖な瀬戸内の気候を背景に、現在でも中国地方、四国地方の交通の要所として発展している地域です。ブドウや桃をはじめとした高級果物の生産地としても有名です。北部に中国山地、南部は瀬戸内海を有し、大小の90の島があります。旧来の行政区分では、広島県や香川県島嶼部など同じ区分けであったため、文化的に共通する部分を多数持っています。岡山県内には、吉備国の遺跡が数多く残っています。江戸時代には日本三名園の後楽園を造成し、閑谷学校を開くなど、文化、教育面で中心的な地域でありました。明治時代以降は、児島湾の干拓事業による農業の開発、ブドウや桃をはじめとした商品作物の栽培が盛んに行われ、農業県として発展してきました。戦後コンビナート造成され、交通網も整い、瀬戸内工業地域の中心を形成する工業県と様変わりしています。気候的には北部は豪雪地帯ですが、南部は温暖な瀬戸内気候です。そのため、年間の日照時間が長い県としても有名です。また近年、岡山市は政令指定都市へと移行しました。

広島県(世界平和と文化遺産の街)

広島県イメージ画像戦前は呉などの軍需産業の中心地や、大戦後は広島都市圏と備後都市圏を中心に自動車産業が盛んな県です。広島市は中国地方最大の都市で、政令指定都市にも指定されています。一方で自然が豊かな県でもあり、農業、漁業も盛んな県です。大まかに広島市を中心とする県西部を安芸とし、福山市を中心とする県東部を備後と呼んで県域を分けています。これらの地域は、同じ県でありながら方言や文化などで、大きな違いを見せる地域になります。しかしながら、広島県の施策としては、密接する都市機能と生活圏を考え、広島圏域、備後圏域、備北圏域という区分けをする場合も多くなっている様です。第二次世界大戦において、世界で初めて核兵器が使用された都市でもあり、平和推進都市として世界平和を推進する使命を持った県にもなります。国際的にも高い知名度をため、外国からの観光客も多い地域です。

福岡県(アジアへと日本を繋ぐ九州最大の都市)

福岡県イメージ画像九州の北部に位置し、九州地方最大の人口を有するのが福岡県です。県庁所在地の福岡市はその中でも、最も多くの人口を有する地域です。福岡市と北九州市というふたつの政令指定都市を抱え、本州の政令指定都市以外では最大の人口密度となっています。北側には日本海、東側は瀬戸内海、筑後地方は有明海という良質の海に囲まれています。福岡県の中央には筑紫山地が連なっています。筑後川、矢部川、遠賀川流域、宗像地域、京築地域では広大な平野が広がっており稲作が盛んです。対馬海峡を挟んで韓国にも近く、同国南部の主要都市である釜山までは福岡市から数百キロに位置します。また、中国の上海市までも千キロ弱といずれも東京よりも格段に近い距離にあります。近隣諸国の主要都市が概ね1000キロ圏内に存在するため、福岡の空港や港からは大韓民国や中国、台湾などの東南アジアの主要都市への航路が多く開設されています。更に、近年は東南アジア地域からの観光客が増加の傾向にあります。

熊本県(南九州最大の都市)

熊本県イメージ画像熊本県は、九州地方の中央部分に位置する県です。令制国としての区分では肥後国に当たり、県庁所在地は熊本市になります。方言は熊本弁と言われる方言が話されています。有明海、不知火海、東シナ海に面しており、様々な海産物の漁獲や養殖業が盛んに行われています。農業も盛んな県で、特に有名な農作物は畳に使う「い草」です。八代平野での「い草」の生産は日本最大規模です。県の中央部には、日本有数の大きさのカルデラを持つ阿蘇外輪山がそびえたち、観光地としても有名です。県内の至る場所に温泉地があり、黒川温泉は全国でも有名な温泉地として取り上げられています。近年、キャラクターを使った町おこしで成功し、その影響は日本全国に波及しています。